岡山城 ( おかやまじょう 岡山県岡山市 )
表書院跡からのパノラマ
天守閣前からのパノラマ1
天守閣前からのパノラマ2
(1)表向/中の段 1
(2)表向/中の段 2
(3)本段/天守閣
(4)本段/天守閣の礎石
(5)下の段 1
(6)下の段 2

   ● 岡山城(烏城/うじょう)
        戦国時代、備前に”国盗り”の雄として登城した宇喜多直家。
        その子秀家は豊臣秀吉の厚遇を受けて、慶長2年(1597)壮麗な岡山城を築城。
        それは、秀吉の大阪城を偲ばせる古式の名城です。
        黒い下見板張りの外観から烏城と呼ばれ、最上層を金箔の瓦で葺き、金の鯱を上げていたと伝え
        られています。
        創建時の岡山城は昭和20年の戦火で焼失しましたが、昭和41年に再建。
        築城400年を機に創建時を想定して平成2年に金の鯱を上げ、往時の輝きを再現しています。

   ● 三段に分かれた本丸
        岡山城中心の本丸は、高い順に本段、表向(中の段)、下の段の3つの段から成っています。
        単に3つに分かれているのではなく、宇喜多・小早川・池田の3家による築城の歴史の跡が残され
        ています。

                          


   ● 岡山城の歴史を今に
        岡山の市街地の元となった岡山城は、宇喜多秀家が慶長2年(1597)に築城した後、江戸時代には
        岡山藩の城府となり、明治維新により廃城となりました。
        城跡は、大半が市街地となり、本丸も学校用地に転用されて、昭和20年の岡山空襲で天守と石山
        門が焼失し、月見櫓と西手櫓が現存するだけとなりました。
        この本丸跡は、昭和29年に学校が移転して、烏城公園として整備され、昭和41年には天守閣が復
        元されて観光施設ともなっています。
        さらに昭和62年に史跡に指定されてからは歴史に視点を置いた整備が求められるようになりました
        岡山市は平成4年度から本丸跡中の段で、発掘調査、コンクリート建物の撤の撤去、石垣の解体復
        元修理、江戸時代末期の建物の表示、築城期の石垣の露垣の露出展示などを行っています。
        こうした事業は、中の段の次は天守のある本段、その後は下の段と進めていく計画です。
        岡山市の歴史シンボルであった市民共有の文化遺産である岡山城跡を、より良い姿で後世に伝え
        ていくため事業へのご理解をお願い申し上げます。
        なお事業に関するお問い合わせは、
           岡山市教育委員会文化財課(電話803-1611)にご連絡ください。
                       平成17年1月15日   岡山市・岡山市教育委員会


     ● 隣りに岡山後楽園があります。


     ● 案内コース
          (1) 月見橋−→小納戸櫓下の石垣−→廊下門−→表書院跡−→

                                  −→小納戸櫓−→穴藏−→月見櫓−→銃眼石

          (2) 数寄方櫓跡−→多聞櫓跡−→伊部櫓跡−→多聞櫓跡−→大納戸櫓跡−→

                             −→鉄門跡−→不明門−→泉水−→天守閣(本段)へ

          (3) 天守閣

          (4) 石碑/岡山城−→六十一雁木上門−→天守閣の礎石−→干飯櫓−→

                  −→三階櫓−→不明門−→敬宮御生誕記念樹−→ボランティア案内所

          (5) 廊下門−→宇喜多氏顕彰之碑−→笠井信一先生像−→塩蔵下の石垣−→

              −→天守台の石垣−→岡山城天守台−→六十一雁木下門跡−→

               −→六十一雁木門横の石塁−→要害門−→多聞櫓手前の石垣−→

              →本段東側の高石垣(多聞櫓の石垣)→本段南東の高石垣(干飯櫓の石垣)→

                      −→三階櫓下の石垣−→−→不明門下の石垣−→鉄門(工事中)

          (6) 大納戸櫓と鉄門の間の石垣−→石碑/岡山−→内下馬門跡の石垣 −→

                −→大納戸櫓台の石垣−→中の段南西の石垣(多聞櫓下の石垣)−→

                  −→伊部櫓下の石垣−→多聞櫓下の石垣−→−→油櫓跡付近−→

                                   −→数寄方櫓下の石垣−→月見櫓下の石垣


    ● 昭和4年3月国宝保存法が施行されてから昭和20年までに、全国で22城が国宝に指定されました。
       しかし第二次世界大戦で名古屋城、大垣城、和歌山城、岡山城、福山城、広島城の6城は天守を
       失い、松前城は火災を受けました。
       現在文化財保護法による国宝や重要文化財の天守は、わずか12城です。
       「国宝」  松本城・・犬山城・・彦根城・・姫路城
       「重要文化財」 弘前城・・丸岡城・松江城・・備中松山城・・丸亀城・・松山城・・宇和島城・・高知城



     ● 観覧時間  午前9時〜午後5時30分 (入館は午後5時まで)

     ● 休館日   12月29日〜31日

     ● 入場料   常設展示中  大人・・300円  小・中学生・・120円
               展示入替中  大人・・150円  小・中学生・・ 60円
               特別展期間  大人・・800円  小・中学生・・400円

    共通券(岡山城・後楽園//岡山城・後楽園・林原美術館//岡山城・オリエント美術館)もあります。


     ● アクセス(JR岡山駅から)

         バス・・・・・・岡電バス「岡電高屋行き」、両備バス「東山経由西大寺行き」
                     「県庁前」で下車、徒歩5分
         路面電車・・「岡山駅前」から「東山行き」に乗車、「城下」下車、徒歩10分

         自動車・・・岡山ICから東に約20分

         飛行機・・・岡山空港から岡山駅までバスで約30分


                


                            (岡山城HPを参考にしました)


                         (画像をクリックすると、大きくなります)


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