(1)地下展示室

       



                       (画像をクリックすると、大きくなります)
 

   ● 駐車場

                         


   ● 入口に向かいます。

                  


   ● 階段を下りて地下受付へ。

                  


   ● 地下展示室へ。
        地下展示室は約2万年前のたき火のあとや森のあとを見つかったままの場所でそのまま保存し、展
        示しています。
        たき火あとは小高いところにあり、そのまわりから100数点の石器などが見つかりました。
        旧石器時代の人が残した生活のあとと氷河期の森のあと、両方を見つかった時のままに見ることが
        できる場所は、世界中でここだけです。

                         


   ● 遺跡の保存
        ここでは、2万年前の遺跡を発掘されたときの状態で保存し公開している。
        そのために建物の外壁を深く厚い壁にして地下水の影響を極力なくした。
        樹木については含まれている水分を特殊な薬品におきかえて、腐らない物質にし、本来の色にもど
        す新しい保存処理方法を採用した。

      




                   



         




     




              



         



   ● 地面が少し高いところにから、小さな炭化物が直径70〜80cmの範囲にまとまって見つかりました。
      炭化物は木が燃えて小さな炭になったもので、分析の結果などから一晩程度火をたいたたき火のあと
      だと考えられます。
      地下展示室で見ることができる森の木の多くはトミザワトウヒ(絶滅種)などの針葉樹で、そこにわずか
      に広葉樹が混じっています。
      約2万年前の森では、シカのフン、昆虫のはねなども見つかっています。
        「たき火あと」  「石器をうめた穴」  「シカのフン」

                  




    



         



   ● 富沢遺跡の地層断面 −地層の年代−
        ここに展示されているのは、地下5mにもおよぶ富沢遺跡の地層断面をはぎ取ったものである。
        2万年前の旧石器時代の地層の2m上には縄文時代の地層があり、その上には弥生時代から現代
        までの水田の土の層が重なっている。
        現在の地面は、昭和50年代の区画整理の時に盛った土の上にある。

                         



   ● 「2万年前の富沢でのできごとを復元映画」が上演されています。
        上映時間  毎時10分・30分・50分から10分間上映。
        ストーリー
           約2万年前のある日の夕方、数人の旧石器人がやってきました。
           彼らが手に持っているヤリは狩りの途中でこわれてしまいました。
           旧石器人はたき火のまわりで新しい石器をつくってヤリをなおし、食事をしました。
           そして狩りを続けるために立ち去って行きました。



                         (画像をクリックすると、大きくなります)


                               ● (入口へ) ●


 

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