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<< 宝蔵門−→おみくじ−→お水舎 >> ● 宝蔵門(ほうぞうもん) 台東区浅草2丁目3番1号 浅草寺 宝蔵門は、大谷米太郎(おおたによねたろう)の寄進で、昭和39年に浅草寺宝物の収蔵庫を兼ねた 三門として建てられた。 鉄筋コンクリート造で重層の楼門である。 外観は旧山門と同様に、江戸時代初期の様式を基準に設計されている。 高さ21.7m、間口21.1m、奥行は8.2mある。 下層の正面左右には、錦戸新観(にしきどしんかん)、村岡久作(むらおかきゅうさく)の制作による、木 造仁王像を安置している。 浅草寺山門も創建は「浅草寺縁起」によると、天慶五年(942)平公雅(たいらのきみまさ)によると伝え る。 仁王像を安置していることから仁王門とも呼ばれる。 その後、焼失と再建をくり返し慶安2年(1649)に再建された山門は、入母屋造、本瓦葺の楼門で、昭 和20年の空襲で焼失するまでその威容を誇っていた。 平成18年3月 台東区教育委員会 * 仁王さま「吽形/うんぎょう」 昭和39年(1964)に、現在の宝蔵門の再建に際し、仏師の村岡久作氏によって制作された。 総高5.45m、重さ約1000kg、木曽檜造りである。 仁王さまのご縁日は8日。 身体健全、災難厄除けの守護神であり、所持している金剛杵(こんごうしょ)は、すべての煩悩を破 る菩提心の象徴である。 この仁王さまは、宝蔵門にあって、日々参詣諸人をお迎えし、人々をお守りしている。 金龍山 浅草寺 * 仁王さま「阿形/あぎょう」 昭和39年(1964)に、現在の宝蔵門の再建に際し、仏師の錦戸新観(にしきどしんかん)氏によって 制作された。 総高5.45m、重さ約1000kg、木曽檜造りである。 仁王様のご縁日は8日。 身体健全、災難厄除けの守護神であり、所持している金剛杵(こんごうしょ)は、すべての煩悩を破 る菩提心の象徴である。 この仁王さまは、宝蔵門にあって、日々参詣諸人をお迎えし、人々をお守りしている。 金龍山 浅草寺 ● 宝蔵門(本堂方面より) ● 大わらじ この大わらじは、山形県村山市の奉賛会によって奉納されている。 延べ人員800人、一ヶ月をかけて制作されたものである。 藁2500kgを要し、大変な労力が必要で、まさに信心の結晶といえる。 昭和16年(1941)の奉納を最初に宝蔵門再建後は、約10年に一度作られている。 全長は4.5m。 わらじは、仁王さまのお力を表し、「この様な大わらじを履くものがこの寺を守っているのか」と驚いて 魔が去っていくといわれている。 また、健脚を祈ってこのわらじに触れていく人もいる。 金龍山 浅草寺 ● おみくじ ● お水舎 昭和39年(1964)の建立で、浅草料理飲食業組合の寄進。 天井には「墨絵の龍」(東 韻光 画)、八角形錆御影石造りの手水鉢の上に、かつて本堂裏にあった 噴水に安置されていた高村光雲作の龍神像(沙竭羅(さから)龍王像)をまつっています。 龍神像・・仏法を守護する龍王の1人。龍や龍神は、水をつかさどる神。 * (沙竭羅龍王像) * (墨絵の龍) お水舎での作法 ”お参りの前に手と口を清めましょう” 〜龍の口から受けた一杯のお水ですべての作法を行います〜 一、最初に右手に柄杓(ひしゃく)を持ち、左手を洗い清めます。 二、次に柄杓を左手に持ちかえて、右手を清めます。 三、再び右手に柄杓を持ち、左手に水を受けて口をすすぎ清めます。 *柄杓に口を付けてはいけません。 四、最後に柄杓を立てて、柄に水を流し清めて元に戻します。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |