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開創以来600年余の歴史をもつ曹洞宗の専門修行道場です。 本尊は釈迦牟尼仏で、脇侍として普賢、文殊の両菩薩を奉安しています。 曹洞宗での格式は永平寺、総持寺に次ぐ高さであり、この三寺をもって曹洞宗三大名刹とされる。 開山「了庵慧明禅師(りょうあんえみょうぜんじ)」は相模国大住郡糟谷庄(おおすみごおりかすや のしょう;現伊勢原市)の生まれで、長じて地頭職にあったが、戦国乱世の虚しさから鎌倉の不聞 禅師のもとで出家し、さらに能登総持寺の峨山禅師、丹波永沢寺通幻禅師の教えを受け、その後 永沢寺をはじめ多くの寺に住持し、大本山総持寺にも住持した。 50歳半ばにして相模国に帰り、曽我の里(現小田原市)に庵を結んだ。 そんなある日、一羽の大鷲が了庵禅師の袈裟をつかんで足柄の山中に飛び、大松(袈裟掛けの 松)の枝に掛けるという出来事があった。 その啓示によりこの山中に大寺を建立し、応永元年(1394)に大雄山最乗寺と号するに至った。 (大雄山最乗寺ホームページから) 参道 仁王門より3キロメートル。 車道とハイキング道「天狗の小径」があり、神奈川県の天然記念物に指定されている杉並木が参 拝者を迎えます。 杉並木は樹齢450年以上のものから600年を数えるものが主流で、更に車道両側には10,000株 のあじさいが植えられ「大雄山あじさい参道」と呼ばれて花の見頃は、6月中旬から7月中旬です。 瑠璃門 本堂(護国殿) 昭和29年再建。間口15間、奥行き12間。昭和を代表する仏教建築家、伊藤忠太氏の設計です 御本尊は釈迦牟尼仏、脇侍に文殊・普賢両菩薩を祀り、日夜国土安穏が祈念され、朝晩の勤 行や当山山主が修行僧に対しての説法の場です。 僧堂(選仏場) 聖僧文殊菩薩を祀るところから僧堂と云われ、修行僧が日夜、坐禅弁道に励む根本道場です。 書院 と 総受付 座禅石 と 和合下駄 明神岳ハイキングコース入り口側には、大きな高下駄があります。 和合下駄と呼ばれ、下駄は左右そろって一足になり初めて機能できます。 その事から夫婦の和合に通じるとされています。 最乗寺のほんの一部を載せてあります。 また訪れて、ちゃんとした紹介をしたいと思います。 (画像をクリックすると、大きくなります。) |