(2)奉安庫→境内社

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  ● 奉安庫


                  



    阿弥陀如来坐像と真慈悲哀寺(しんじひじ)
       この奉安庫には、国指定重要文化財の「銅造阿弥陀如来坐像」が安置されている。
       青銅で鋳造され、座高は40.7cmで定印を結ぶ。
       素朴な表現の中に力強さや親しみやすさを感じさせる鎌倉時代の優品である。
       背面には造立の由緒を伝える銘文が刻まれ、建長2年(1250年)に、武州多西郡吉冨郷真慈悲寺の
       僧慶祐が、施主源氏一門の願いをうけて、天皇をはじめ幕府執権や地域の支配者の安穏泰平、子
       孫の平安を祈り造立したとある。
       真慈悲寺は11世紀末から14世紀前半(平安時代末から鎌倉時代)に百草の地に存在していた大寺
       院で、京王百草園内での発掘調査により13世紀代の瓦が多量に出土している。
       この寺が廃絶したあとも、阿弥陀如来坐像は百草八幡神社の八幡神の本来の姿を示す仏像として
       この地に伝えられ、年に一度9月の祭礼に合わせて公開されている。
             令和4年3月 日野市教育委員会


              



  ● 境内社


                  




                  



                         


        稲荷神社

                                 



        秋葉山大権現


                              



        御嶽神社(右)


                                      




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                                  ● (入口へ) ●


   

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