(4)東宮本殿→西宮本殿

                             


    (12)七色もみじ   (13)冨士次郎杉   (14)神武天皇社

                       (15)東宮本殿   (11)恵毘寿社   (16)西宮本殿


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  ● (12)七色もみじ(高尾もみじ 名木百選選定)
        紅葉する時期には、見る角度によって色が変わるそうです。

                  


  ● 神庫

                         


  ● (13)北口本宮冨士浅間神社のスギ 富士吉田市指定天然記念物   平成4年9月1日指定
           所在地 富士吉田市上吉田5558番地    所有者 北口本宮冨士浅間神社
       地際の南側が少し腐朽しているが、樹勢は良好であり、旺盛である。
       県指定天然記念物の「冨士浅間神社の大スギ」ほどではないが、根張りが発達し漏斗を伏せたよう
       な形をしている。
       県指定の大スギは「冨士太郎杉」、この木は「冨士次郎杉」と呼ばれ、広く市民に親しまれており、
       市内の代表的なスギの巨樹である。
       大きさは次のとおり。
        1露出根張り・・17.2m  2幹根境の周囲・・11.8m  3目通り幹囲・・7.8m  4樹高・・30.0m
        5枝張り・・東 5.5m  西・・7.0m  南・・7.4m  北・・9.0m
                                平成5年3月   富士吉田市教育委員会

                     


  ● 突き当たりに、「神武天皇社/左側」 「東宮/右側」が。

                          


  ● (14)神武天皇社

                  


  ● (15)北口本宮冨士浅間神社 東宮本殿 (国指定重要文化財)
           明治40年8月28日(旧国宝)指定   鎮座地 富士吉田市上吉田5558
        祭神 天津日高彦火火出見命(あまつひこひこほほでみのみこと)  富士権現とも呼ばれた。
        貞応2年(1223)北条義時の創建とも伝えられるが、現社殿は永禄4年(1561)武田信玄が川中島合戦
        の戦勝祈願として浅間本社として造営したものである。
        その後文禄3年(1594)に浅野氏重、元和元年(1615)に鳥居成次が修理し、さらに、慶安2年(1649)と
        延宝6年(1678)には秋元氏、享保19年(1734)には村上光清による修理が加えられた。
        本殿は身舎梁間1間、桁行1間で全面に1間の向拝をつける一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の
        形式である。
        柱は床下部八角の丸柱を用い、高欄を回した縁と登高欄(のぼりこうらん)付き五段の階を持つ。
        屋根は檜皮葺で身舎からそのまま向拝頭貫の蟇股(かえるまた)の彫刻とともに室町時代の手法を残
        すものである。
        外観の要所に施した装飾には桃山時代の影響が見られる。
        向拝柱にある金具の卍は村上講社の講印であり、藤の紋章は村上家の紋であるので、光清修理の
        時付けられたものであろう。
        昭和27年(1952)解体修理を行った。
                        平成12年3月  山梨県教育委員会 富士吉田市教育委員会

                      


                          


                  


  ● (11)恵毘寿社(県指定文化財)
       御祭神 大国主神(おおくにぬしのかみ/大黒様)
             事代主神(ことしろぬしのかみ/恵比須様)
       「富士えびす」
          「日光だいこく」と共に敬仰され、天下の名工左甚五郎(約350年前)の快心の壽像
          又富士に真向うところからして「迎ええびす」と縁起されて広く厚く開運、招福、長命、殖産の神
          徳を授け給う

                                     


    * (左/恵比須様 右/大黒様  名工左甚五郎(約350年前)の快心の壽像)

                


                              


  ● (16)北口本宮冨士浅間神社 西宮本殿(国指定重要文化財)
           昭和28年3月31日指定   鎮座地 富士吉田市上吉田5558
       祭神  天照大神(あまてらすおおみかみ)、豊受大神(とようけおおみかみ)、
            琴平大神(ことひらおおみかみ)。
       文禄3年(1594)谷村城主浅野左衛門佐氏重(あさのさえもんのすけうじしげ)により東宮に替わる本殿
       として建立されたが、元和元年(1615)鳥居成次(とりいなりつぐ)の本殿建立により現在地に移され西
       の宮となった。
       その後享保19年(1734)村上光清(むらかみこうせい)により大修復が行われた。
       全体の形式は東宮と同じ一間社流造(いっけんしゃながれづくり)であるが、両側面と背面は二間で一
       間の向拝をつける。
       身舎全面と側面には刎高欄付きの縁を回し、全面には登高欄付の七段の階をもうけている。
       身舎は床下八角の丸柱、向拝は面取りの角柱で頭貫中央に蟇股(かえるまた)を置き、木鼻には獅
       子と獏の彫刻を置く。
       蟇股、木鼻には極彩色が施され、細部に渡って装飾、飾り金具が金具が用いられているが、向拝柱
       の飾り金具には村上光清のものであろう。
       屋根は檜皮葺(ひわたふき)、二重軒付で破風に鏑懸魚(かぶらげぎょう)をつけている。
       全体に華麗な桃山前期の建築意匠を伝え、荘厳な本殿建築に向かっての流れを感じさせるもので
       ある。昭和39年(1964)解体修理を行った。
               平成12年3月   山梨県教育委員会   富士吉田市教育委員会
          参拝の作法  二拝  二拍手  一拝
          神拝詞     祓え給い 清め給え 守り給い  幸え給え (三唱)

                      


                  


                  


                          



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                               ● (入口へ) ●



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