(2)本堂


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  ● 本堂
        町田市指定有形文化財
             指定年月日 1985年(昭和60年)4月17日
        円林寺 木造阿弥陀如来像(もくぞうあみだにょらいざぞう)
           円林寺の本尊像である。寄木造の技法になり、肉身部は金泥塗(こんでいぬり)、衣部を古色とし、
           玉眼(ぎょがん)を嵌入(かんにゅう)する。
           塔部、頸がやや長く、全体に丁寧に彫刻されている。
           また、衣文(えもん)の表現等はかなり硬さが目立っている。
           室町時代後期(16世紀)の作品である。
           なお、この像の像底には60余名の結縁交名(けつえんこうめい 省略)が記されているが、残念な
           ことに制作年時や作者名は記されていない。
           像高 67.7センチメートル
        円林寺 木造地蔵菩薩立像(もくぞうじぞうぼさつりつぞう)
           円林寺の本堂に向かって右側の壇上に安置されている地蔵菩薩像で、地蔵院と呼ばれた頃の
           本尊ともいわれている。
           寄木造(よせぎづくり)、彩色が鮮やかに残っており、玉眼(ぎょがん)を嵌入(かんにゅう)する。
           左手に宝珠(ほうじゅ)を持ち、右手で錫杖(しゃくじょう)を執る通形の地蔵菩薩像で、角張った
           頭部に細い眼や小振りの鼻や唇を付すところに特色があり、衣文(えもん)などを入念に彫刻し、
           小じんまりと技巧的に纏(まと)められている。
           室町時代末から江戸時代初めにかけての頃(16世紀後半)の制作と推定される。
           像高 48.5センチメートル     町田市教育委員会


                            



                      



                              



                  



                  



                  



                              



                            



                  



  ● 根本伝教大師尊像 (本堂右側)


                                      



  ● 十三重塔


                                      



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                                  ● (入口へ) ●


 

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