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●かんかん塚(茶塚)古墳とさかづき塚 かんかん塚(茶塚)古墳 この古墳は、直径26mほどの円墳です。 石室は、長さ約7mの東西方向の竪穴式石室で、人の頭ほどの石を積み上げ、15個の細長 い石で天井を覆う構造になっていました。 この古墳の年代は5世紀後半で、石室内からは甲冑や県内最古の馬具が発見されています 近くの銚子塚古墳や丸山塚古墳に比べ、規模が小さくなるのは、甲府盆地内の各地に古墳 文化が広まり、この地域の精力が相対的に弱まっていったことを物語ると考えられています。



さかづき塚 この塚は、直径約13mの大きさで、盛り土の内部に、こぶし大の石を1m四方に敷きつけた施 設があり、16世紀ころの鉄鏃などが出土したことから、中世の信仰にかかわる塚とみられます

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