(2)銚子塚古墳

  ● 銚子塚古墳に向かいます。 


                  



  ● 国指定史跡 銚子塚古墳附丸山塚古墳(ちょうしづかこふんつけたりまるやまづか) 昭和5年2月28日指定
       銚子塚古墳
           銚子塚古墳は4世紀後半に造られた、当時では東日本最大級の前方後円墳です。
           昭和3年に石室が見つかり、鏡5面、装身具、武器などが発見されました。
           石室は竪穴式石室で、後円部の中央西よりに南北に向き、割石材で持送りに造られています。
           墳丘は三段築成で、埴輪が立てられ、葺石で覆われていました。
           周濠から出土した立柱・笠形木製品・円盤状木製品などは、古墳で行われた葬送儀礼を知るう
           えでとても貴重な資料となりました。
             規 模   墳丘の全長169メートル、後円部径92メートル、高さ15メートル、
                    前方部幅68メートル、高さ8.5メートル、竪穴式石室の長さ6.6メートル、
                    幅0.93メートル、高さ1.35メートル
            副葬品    鏡5面(内行花文鏡・三角縁神人車馬鏡・環状乳神獣鏡・だ龍鏡・三角縁三神
                    三獣鏡)、
                    車輪石、石釧(いしくしろ)、杵形石製品、
                    貝釧(かいくしろ)、勾玉管玉、鉄剣、鉄刀、鉄鎌・鉄斧、鉄鏃など
                        (東京国立博物館に収蔵)
            出土品    埴輪・土器・木製品など(山梨県立考古博物館に収蔵)



                          



                  




               



                            (全景は、パノラマでご覧ください)



       振り向くと、丸山塚古墳がよく見えます。


                          



       銚子塚古墳頂上へ向かいます。


                  



                  



  ● 竪穴式石室(銚子塚古墳)
           この石室は、埋葬された豪族の遺体を納めた部屋で、木製の棺の周囲に割石を積み上げて
           造られていると思われる。
           昭和3年、偶然の機会から発見され、鏡5,硬玉製勾玉1、碧玉製勾玉1、水晶製勾玉4、碧玉
           製管玉150、車輪石5、石釧6、杵形石製品2、貝輪1、鉄剣3、鉄刀4、鉄斧3、鉄鏃片などが出
           土した。
           石室は長さ6.5メートル、幅0.9メートル、高さ1.35メートルの規模である。
           鏡のうち、三角縁神人車馬画像鏡は、岡山県車塚の古墳出土鏡などと同笵関係がある。
               出土品は東京国立博物館所蔵。



                      




          




                            (全景は、パノラマでご覧ください)


                            (画像をクリックすると大きくなります)


 

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