● 国指定史跡 銚子塚古墳附丸山塚古墳(ちょうしづかこふんつけたりまるやまづか) 昭和5年2月28日 指定 丸山塚古墳 丸山塚古墳は5世紀初めに造られた、山梨県では最も大きな円墳です。 明治40年に墳頂で石室が見つかり、鏡・武器・装身具などの副葬品が発見されました。 石室は竪穴式石室でほぼ南北に向いており、割石を持送りに積み重ねて造られました。 また、石室の壁には朱彩の円文あ見つかっています。 墳丘は二段築成で、埴輪が立てられていました。 銚子塚古墳より少し後に造られ、これに続く権力者の墓と考えられています。 規 模 墳丘の直径72メートル、高さ11メートル、墳頂径9メートル、 竪穴式石室の長さ5.55メートル、 幅1.05メートル、高さ0.85メートル 副葬品 四神四獣鏡・鉄斧・鉄鎌・鉄剣・鉄銛(てつもり)・石釧(いしくしろ/腕輪)など (東京大学に収蔵) 出土品 埴輪・鉋(やりがんな) (山梨県立考古博物館に収蔵) 平成19年3月31日 文化庁 山梨県教育委員会




頂上は、広いです。 竪穴式石室(丸山塚古墳) この石室は、埋葬された豪族の遺体を納めた部屋で、木製の棺の周囲に、板状、柱状の 石を積み上げて造られていると思われる。 明治40年、開墾によって蓋石が開かれ、鏡1、鉄斧2、鎌1、石釧1などが発見されたが、棺 と遺体は残っていない。 石室は、長さ5.5メートル、幅は平均0.95メートル、高さ0.85メートルの規模で、床には赤色 顔料が塗られている。 昭和59年の調査で石室両側中央に3〜4センチの赤色円文が約30ほど発見された。 出土品は東京大学所蔵。


頂上から銚子塚古墳方面

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