(画像をクリックすると、大きくなります) ● (寒桜・かんざくら)・・・(河津桜・カワヅザクラ) 寒桜・・・・・・”カンヒザクラ” と ”ヤマザクラ”の雑種と思われています。 サクラ保存林で一番早く咲く桜で、まだ寒さを感じる2月下旬に淡紅色の小輪一重の花。 寒中に咲くので寒桜といわれますが、気温の影響を受けやすく、開花日の変動が大きいです。 開花時期・・・2月下旬〜3月中旬 河津桜・・・・2月上旬に開花する早咲きの桜として知られ、河津町の町の木となっています。 早咲き”オオシマザクラ”と”ヒカンザクラ”の自然交配種です。 ● (クルサル)・・・(熊谷桜・クマガイザクラ) クルサル・・イギリスで誕生した ”チシマザクラ” と ”オオヤマザクラ” の交雑種です。 熊谷桜・・・コヒガン系の八重咲きの小型の桜です。 ”熊谷” の名は”小彼岸” に先駆けて咲くところから、一の谷の合戦の熊谷直実に因むと古書に 記載してあります。 ● (近畿豆桜・キンキマメザクラ)・・・(緑近畿豆桜・ミドリキンキマメザクラ) 近畿豆桜・・・・・マメザクラの変種で、富山、石川、福井、近畿、中国地方などに自生しています。 緑近畿豆桜・・・キンキマメザクラの赤色系が抜けた桜で、萼筒や小花柄が緑色なのが特徴です。 日本海側で見られる桜で、関東で自生している中には見られません。 ● (古里桜・フルサトザクラ)・・・(オカメ) 古里桜(別名を雛桜 ) ”チュウゴクミザクラ” と ”カンヒザクラ” との交配種です。 雛祭りのころに咲くことから、育成者の初代園長・古里和夫博士により命名されました。 オカメ・・・・紅紫色の長楕円形で先端は深く切り込む花弁は5個。 ”寒緋桜”と”豆桜”との交配種で、イギリスの桜愛好家が作出しました。 ● (啓翁桜・ケイオウザクラ)・・・(修善寺寒桜・シュゼンジカンザクラ) 啓翁桜・・・福岡県久留米市の吉永啓太郎氏が ”支那実桜・シナミザクラ” を台にして”彼岸桜” を接ぎ木。 作出者の名を取り、”ケイタロウザクラ” と命名しました。 吉永啓太郎翁を敬う意味で”ケイオウザクラ”、また”東海桜” ”岳南桜”などの名前もあります。 修善寺寒桜・・・静岡県の修善寺境内に原木があります。 ”カンヒザクラ” と ”オオシマザクラ” の雑種と推定されているそうです。 ● (紅彼岸・ベニヒガン)・・・(秩父桜・チチブザクラ) 紅彼岸・・・ 秩父桜・・・”エドヒガン” と ”チョウジザクラ” との自然交雑種です。 株父、日光などの丘陵地には時々自生がみられます。 ● (椿寒桜・ツバキカンザクラ)・・・(冬桜・フユザクラ) 椿寒桜・・・原木は四囲松山の伊予豆比古命神社にあり、別名を ”椿宮のカンザクラ”。 ”寒緋桜” と ”シナミザクラか寒桜” との雑種です。 冬桜・・・・・”小葉桜・コバザクラ” とも呼ばれ、マメザクラ系の雑種といわれています。 初冬と春に開花する品種で春の花の方が大型で多く、小輪一重の白色の話を咲かせます。 寿命は染井吉野の50年と違って200〜300年で全国的には関東地区に多く、群馬県鬼石町の 桜山公園に多数植えられており、”三波川の冬桜”として、天然記念物に指定されています。 ● (大寒桜・オオカンザクラ) 大寒桜・・・”カンヒザクラ” と ”ヤマザクラ” の雑種です。 しかし ”オオシマザクラ” と ”カンヒザクラ” の雑種との説もあります。 ● 画像に間違いがありましたら、訂正いたしますのでご連絡ください ● また立ち入り禁止場所や高い木で、鮮明に撮る事ができない 画像もあります。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入り口へ) ● |