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<< 門−→あけび棚−→露地/茶庭−→枯山水の庭−→盆栽展示 >> ● 門を入ります。 ● 建物に入らず庭園に向かうと、左側に外トイレがあります。 ● 建物の庭には、「あけび棚」があります。 (左・・西の間/喫茶・売店) (中・・中の間) (右・・小間・露地) 露地(茶庭) 露地とは茶庭ともいい、茶室に付随する庭園の通称です。 本庭園は自然石手水鉢を用いた表千家様式で、下部に水琴窟を設置することで、用・景だけでなく 音も楽しめるようになっています。 見どころ「水琴窟すいきんくつ」 手水鉢ちょうずばちの排水口の地下に瓶かめを伏せて入れ、一定量の水が溜まっていると ころに上から落とした水のしたたりが反響し奏でる音を聞く仕掛けです。 (東の間) 枯山水 室町時代に禅宗寺院の庭を中心に発達した庭園形式です。 白砂の上に大小の自然石や植栽などを組み合わせることで、ひとつの観念的世界を表現します。 屋内から静かに対峙して観賞します。大徳寺大仙院書院庭園が代表的です。 本庭園は水のかわりに砂利を用いて、枯滝石組、三尊石などを配備し、深山幽谷の流れを表現して います。 三尊石(さんぞんせき) 仏像、仏画、三尊仏のように、中央に配した背の高い主石(中尊石/ちゅうそんせき)と左右に配した 低い添え石(脇侍石/わきじいし)の組み合わせにより浄土思想を表現したものです。 残念ながら手前のツツジの葉が茂り、主石(中尊石)がほんの少し見えるだけです。 枯滝石組 木々が伸びて石組が隠れてよく見えません。 ● 盆栽展示 盆栽は、樹木の幹、枝配り、根配り、鉢などその形態全体で自然の景色として表現する日本の誇る 伝統的文化です。 この優れた日本らしさを持つ盆栽を常設展示しています。 展示されている盆栽は、「(社)日本盆栽協会八王子支部」愛好家のご好意により八王子市に寄贈し ていただいたものです。 盆栽寄贈者 榎本文雄 もみじ(清玄) 川合光雄 御用松 川村九一 けやき 菊池和 ぼけ(東洋錦) 小峰勇 赤松 佐藤一雄 蝦夷松 鈴木禮治 五葉松 道島重次 黒松 長沢孝二 赤松 中台哲夫 野梅 萩澤林 黒松 米山 三郎 真柏 平成24年4月寄贈 (五十音順) (左/蝦夷松) (中/黒松) (右/ぼけ・東洋錦) (左/松) (中/赤松) (右/もみじ) (左/ぼけ・草ぼけ) (中/五葉松) (右/長寿梅) (左/黒松) (中/八重紅大島桜) (右/山柿) (左/野梅) (左/真柏) (左中/けやき) (右中/赤松)) (右/黒松) (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |