オタトマリ沼 ( おたとまりぬま 北海道利尻島 )
オタトマリ沼からのパノラマ

   ● オタトマリ沼
       利尻島南部にある周囲1kmの小さな沼で、一周約1.5km(約20分)の遊歩道が整備され赤エゾマ
       ツ原生林の中をオタトマリ沼と利尻山を楽しみながら散策できます。
       運が良ければ沼越しに利尻山の逆さ富士を見ることができます。
   
   ● 利尻富士町指定天然記念物 沼浦湿原  昭和54年10月26日指定
       沼浦湿原はオタトマリ沼と三日月沼の2つの沼を擁し、面積約29haにおよぶ利尻島最大の湿原です
       湿原は、今からおよそ7000年前以前に起きたマグマ水蒸気爆発によってできた火口跡(マール)に
       縄文海進による海面上昇で水が溜まり、その後海退に伴い今からおよそ4000年前以前に誕生した
       と考えられています。
       ミズゴケが発達した高層湿原の周りにはアカエゾマツが広がり、沼やその周りにはカキツバタやネム
       ロコウホネ、リシリアザミなど咲きます。
       また、湖畔にはハクセキレイやアオジが訪れ、カモ類やサギ・シギ類なども多く観察されます。
       さらに道路をはさんだ海側にはオタトマリ(アイヌ語で「砂のある入江」)の名のとおり島内でも珍しい
       穏やかな砂浜海岸が広がり、オホーツク文化期(5〜9世紀)を中心とした遺跡が分布していることか
       ら、古来より人が住みやすい場所であったことがうかがえます。
                             平成21年8月    利尻富士町教育委員会

                          

 
                  

 
                  


                     (前回は、沼から素晴らしい利尻富士山が見えました)

       今回は、利尻富士山は姿をあらわしませんでした。
 
                  

 
                  


          


             


                           (全景は、パノラマでご覧ください)

        ●利尻・礼文の花は、利尻・礼文の花と散策の中の「利尻・礼文島の花々」に載っています●


       オタトマリ沼の駐車場のそばにお土物屋が並んでいます。
       万年雪のソフトクリームや昆布、生うに鮨や生うに丼、ホタテ焼き・・美味しい物が沢山あります。
 
                  

 
                          


 
                  


        (アクセス)
            稚内港から東日本海フェリー鴛泊行きで1時間40分
            行き方は沢山あります。
               バスの場合(宗谷バス)
                  鴛泊港で宗谷バス沓形行きに乗り換えて37分、沼浦下車すぐ
                  1日数便あります。


                (山道などが変更されている場合もありますのでご注意ください)

                        (画像をクリックすると、大きくなります)


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