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<< 外門−→駐車場−→なぎの木−→金光院跡−→山門−→山門わきの石仏−→ −→加行の瀧−→永代供養墓−→納骨堂 >> ● 外門 県道から境内にはいる門です。 この先に駐車場があるので、車ごと通り抜けできます。 ● 外門を通り駐車場へ。 ● なぎの木 山門の右下の所に常緑樹の背の高い木がそびえています。 この大木は「さかさナギの木」と呼ばれ、一遍上人が西国より杖にしてきた一本の椰(なぎ)の木をこの 地に刺したところ、根が生え芽を出して育ったといわれています。 村人たちは、これは一遍上人の法力によるものと思ったそうです。 椰の木は関西以西に自生する亜熱帯性の木で、古くは熊野速玉神社の御神木として知られ、関東で 見られるのは珍しいことです。 ● 金光院跡 (場所が見つかりませんでした) 「なぎの大木」のうしろに草叢があります。 最初に一遍上人が庵を結んだ金光院の跡といわれています。 ● 山門 参道を進んでまず最初に目にするのが、「当麻山」の扁額を掲げた二脚門の山門。 腕木門の親柱の背面に袖をつけ、屋根をかけた高麗門と呼ばれる形式の門です。 間口は12尺(約3m60cm)、親柱1.5尺ほどで、堂々たる佇まいをみせます。 平成13年4月 市指定有形文化財 * 山門わきの石仏の足元を見ると、三猿「見ざる。聞かざる、言わざる」が彫られています。 ● 相模原市指定有形文化財 無量光寺山門 木造一遍上人立像 無量光寺文書 相模原市指定史跡 無量光寺の境内及び笈退(おいしゃり)の遺跡 山門は、神奈川県内でも類例の少ない高麗門の形式で、17世紀初頭の建築です。 仮本堂内の一遍上人立像は、個性豊かな写実的立像です。 無量光寺文書は、後北条氏を中心とする中世文書群です。 当麻山無量光寺境内と北方400mの笈は、宗祖一遍上人の伝承が残る遺跡です。 指定年月 平成13年4月1日 相模原市教育委員会 注、一遍上人立像と無量光寺文書は、通常非公開です。 ● 加行の瀧 ● 永代供養墓 ● 納骨堂建立の由来 昭和45年北里大学医学部が設置された。 学生の医学教育(系統解剖)のため献体して下さった方々の鎮魂慰霊の念を籠めて、お骨を納める所 を検討した結果、北里大学に近い、当寺(時宗一遍上人が開山)時宗当麻山無量寺にお願いすること になった。 檀家総代等関係者のお骨折りで、総代会の承認を得て、昭和48念3月29日に北里大学献体慰霊納 骨堂として落成し、既に医学部に安置してあった七柱のご遺骨が清水住職(第66世中僧正他阿祐善 師)の読経の中、納骨堂内に安置された。 以来、毎年、墓前祭を催し、医学教育のため献体して下さった方々のうち希望されるご遺骨を納骨し、 諸霊のご冥福をお祈りしている。 尚、毎年、病理解剖、法医解剖をさせていただいた諸霊と共に合同慰霊祭も行われている。 平成22年2月1日 北里大学医学部 (全景は、パノラマでご覧ください) (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |