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<< 姫小松−→旭桜−→雁行橋−→七福神山−→兼六園菊桜−→ −→(兼六園熊谷)−→根上松−→辰巳用水 >> ● 初代姫小松 ● 推定樹齢500年を数えていた初代姫小松。 その枝ぶりのよさは園内一を誇っていましたが、度々の台風による被害と老衰により、主幹の一部を残 し平成7年6月に伐採されました。 左は二世です。 ● 旭桜 ● 白山のヤマザクラの大木で園内第一の老樹であったので大桜ともいわれていましたが、明治の中頃か ら急に衰えはじめ、昭和12年に枯死。 しかしひこばえが成長し、2代目の大樹となっています 白色の花弁は、一重の大きい花です。 ● 雁行橋 ● 一枚一枚が亀の甲の形をしているので、別名「亀甲橋」。 また十一枚の赤戸室石が雁の列が飛んでいくように見えることから、別名「かりがね橋」。 昭和44年から石の保護のために通行が禁止されました。 しかし昔はこの橋を渡ると長生きすると言われていたそうです。 (全景は、パノラマでご覧ください) ● 七福神山 ● 文政5年(1822)に建てられた竹沢御殿からながめた築山です。 自然石を左から順に恵比寿、大黒天。寿老人、福禄寿、布袋、毘沙門天、弁財天にみたてて配置。 別名「福寿山」。 ● 兼六園菊桜 ● 一つの桜に花弁が300枚を越え、ちょうど菊の花のように咲き、落花の時は花柄ごと落ちます。 開花期は4月中旬から5月中旬頃で、花の色は濃い紅から薄紅、落下が近くなると、ほとんど白に近い 色に変化。 なお昭和3年(1928)天然記念物に指定された初代兼六園菊桜は、昭和45年(1970)枯死しました。 * (花は、多摩森林科学園にて撮りました) ● 兼六園熊谷(ケンロクエンクマガイ) ● 明治の初めには石川県・兼六園の名桜で知られるようになったそうです。 「ヤマザクラ」と「ベニヤマザクラ」の交雑と考えられる単弁の緋桜の逸品で、水戸藩から贈られたと伝え られています。 近年ケンロクエンクマガイという1品種で独立。 開花の時期は普通の桜よりも1週間程度遅く、牡丹色で珍しく、満開になると枝をとりまき牡丹の形のよ うに咲くことから、「牡丹桜」の異名があります。 * (花は、多摩森林科学園にて撮りました) ● 根上松(ねあがりのまつ) ● 十三代藩主前田斉泰(1822〜1866)が、稚松を高い盛土にお手植えし、徐々に土を除いて根をあらわし ものと伝えられています。 40本以上の根が土から盛り上がったように見える松で、約2メートル地上部分にせり出しています。 ● 辰巳用水 ● 寛永9年(1632)金沢城の堀の水や防火用水として、ここから約11km先の犀川上流から引かれました。 工事の設計施工は小松の町人、坂屋兵四郎。 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |