7:35------------------------------------------------------------------ −峠の駐車場−−峠の広場入り口−−−十国峠−−−峠の広場入り口−−東光寺−- ---8:30-8:35---------8:37---------8:45-9:18---------9:26--------9:30-9:45- −(石仏の道)−−分岐(湯河原)−笹の広場−分岐(岩戸山近道)−−−岩戸山−−− ------------------9:49--------9:54---------10:08----------10:12-10:39--- −分岐(岩戸山近道)−−笹の広場−−−分岐(湯河原)−東光寺−峠の広場入り口− -------10:42--------10:56-11:04--------11:08------11:12----11:16-11:24--- −峠の駐車場 ----11:26 所要時間(休憩は含みません) 峠の駐車場〜十国峠・・10分 十国峠〜岩戸山・・・・・・39分 岩戸山〜峠の駐車場・・・31分 (山道などが変更されている場合もありますのでご注意ください) (画像をクリックすると、大きくなります) |
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8:30 |
十国峠ケーブルカーレストハウス(十国峠登り口駅)を左側に見ながら進み、”日金山霊園”方面に左折 して上っていきます。 すると左側に ”峠の駐車場” 右側にトイレがあり、駐車。 |
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8:37 |
分岐になり、まず十国峠へ。 左手前・・十国峠ケーブルカー駅 左・・熱海日金山霊園 右・・峠の広場(姫の沢公園) 舗装の道を上がると、すぐ広い芝生の広場になり、”源実朝の歌碑”が建っています。 「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ」 詩歌を愛した将軍源実朝は、この峠をいくたびも越えています。 二所詣でのために、鎌倉から箱根権現に詣でるためです。 この歌は22才のときに詠まれたといわれています。 二所とは、伊豆山権現・箱根権現のこと。 この歌碑は、昭和8年熱海に在住の藤原銀次郎氏が私財を投じて建立したものである。 平成4年12月伊豆箱根鉄道(株)の協力を得て、熱海市が更に眺望のきくこの場所に移 設したものである。 十国峠駅の円形の展望台の左側に富士山が良く見えます。 (全景は、パノラマでご覧ください) |
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展望です。 十国峠(770m ) 火が峰、日が峰、日金、丸山と呼ばれてきた山の一部です。 頂上からは十国五島が展望できるところから、この名がついたと 言われています。 熱海市と函南町にまたがる”日金山・ひがねさん”の山頂です。 熱海から箱根へ向かう十国道路が山頂直下を通っています。 10国:伊豆・駿河・遠江(とうとおみ)・・・静岡県 甲斐・・・山梨県 武蔵・・・東京都・神奈川県・埼玉県 相模・・・神奈川県 安房・上総・下総・・・千葉県 信濃・・・長野県 5島 :大島、利島、神津島、三宅島、式根島。(他に初島、真鶴岬) (全景は、パノラマでご覧ください) |
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に向かうため来た道を戻ります。 標識(源実朝の歌碑 300m 姫の沢公園アスレチックコース 500m 日金山東光寺 900m) 時々振り返って素晴らしい富士山を見ながら、広い広場を横切っていきます。 |
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右・・峠の広場(姫の沢公園) 左・・熱海日金山霊園 両側に ”のぼり旗・奉納 南無碑日金地蔵尊” が立っている舗装道を下っていきます。 左側に登っていく道があり、”日金の伝三仙人塚” があるそうです。 日金の伝三仙人塚 日金地蔵堂の裏山(この奥約50メートル)に日金山・東光寺の開祖創を伝える松葉仙人、木生 仙人、金地仙人を供養する市内で最も古い宝篋印塔の三基が塚上に立っている。 中央の塔が松葉、右側が金地、左側が木生の各仙人墳。 松葉仙人古墳塔の基礎部に「建武三 9月5日 沙弥口阿弥陀仏」 追補の塔身の裏に「文化十 仲冬14日 不退金剛周道 再修拝誌」の刻銘がある。 古くからこの丘陵一帯は山林修行の場であった。 |
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応神天皇二年(271年)伊豆山の浜辺に、光る不思議な鏡が現れ鏡は波間を飛び交っていたが やがて西の峰にとんでいきました その様子は日輪のようで、峰は火を吹き上げているように見えたので日が峰と呼ばれ、やがて 日金山と呼ぶようになりました。 同四年(273年)松葉仙人が、この光る不思議な鏡をあがめ、小さな祠を建てて祀ったのが、開 山と伝えられています。 推古天皇の頃(594年)走湯権現の神号を賜り、その後、仁明天皇の承和三年(836年)甲斐國 の僧、賢安が、日金山本宮から神霊を現在の伊豆山神社のある地に遷したと言われています。 鎌倉時代は、源頼朝の篤い信仰に支えられ、現在本尊として祀られている延命地蔵菩薩像も、 頼朝公の建立によるもの。 地蔵菩薩は、地獄に其の身を置いて地獄で苦しむ者を救ってくれる仏であることから、死者の霊 の集まる霊山として篤い信仰があり今も尚、春秋の彼岸には多くの人が登山して、神仏や先祖 供養のために、卒塔婆供養をしています。 日金の鬼伝説 昔から、伊豆地方の死者の霊魂は、みな日金山に集まるといい伝えられ春秋の彼岸に日金山に 登ると、通行人の中に会いたい人の後ろ姿を見ることができると言われてきました。 日金のどこかに地獄、極楽があると信じられているのです。 天正10年12月、朝比奈弥太郎が、家康の命をうけ韮山の北条氏規を訪ねるため、十国峠を越え 日金の山を下る途中、六尺豊かな大男に出会いその男が亡者を迎える鬼であったという話が伝 えられたものです。 おねがい地蔵堂 おねがい地蔵尊は何でも願いをかなへてくださいます。願いが成就する様に祈りをこめて此の御 堂に納めて下さい。 * 鐘つき堂の後ろから湯河原方面が見えます。 * 直進・・・姫の沢公園・野鳥の森方面 |
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石仏の道(熱海みち) 基点は熱海市西山の明水神社。 天明2年(1782)名主今井半太夫がなくなった子息の菩提を弔うために石仏を寄進した。 その後熱海村の村長渡辺房求の呼びかけで日金山東光寺まで40町の参道に一町毎に 順次石仏が寄進された。 寄進者は主として熱海の名家や江戸の商人が多いとのことである。 全長2.7kmである。 石段を数段降りたところから山道になっています。 穏やかな下りですが、両側にササが育っていて展望はありません。 |
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ここには”日金山道丁仏保存会”の標柱があり、石仏が建っています。 また道の脇の所々に石柱”三十八丁目”・・・があります。 |
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石柱”三十五丁目”で、真っ直ぐ行くと”土沢に続く ”石仏の道” です。 景色が良いので帰路に寄る事にして左の ”岩戸山” に向かいます。 やはり両側は木々や背の高いササで覆われていて展望はありません。 やがて送電線に沿うようになると、所々で富士山が見える場所があります。 |
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右に進めば山腹を巻いたのち木の階段を登って頂上へ。 左の近道を登って行きます。 |
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山頂はやや狭くテーブルとベンチそして三等三角点があり、富士山は木々の上に9合目位から上が見え るだけです。 南の眼下には熱海港・大島・伊豆半島が見え、西には十国峠の展望台と切り開かれた日金山霊園が見 えます。 (全景は、パノラマでご覧ください) |
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10:42 10:56 11:04 |
分岐(岩戸山近道)通過 ”笹の広場”到着。 熱海港・大島・伊豆半島、そして岩戸山も見えます。 景色を楽しんで戻る事に。 |
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11:12 11:16 11:26 |
日金山東光寺通過。 峠の広場(姫の沢公園)に立ち寄りました。 姫の沢公園 熱海市中心部より北西約5kmに位置しています。 四季を通じて花と緑を楽しんでもらうように造られた自然を基調 とした総合公園です。 園内には、四季折々の花木・アスレチックコース・人工滝・陶芸 センター等が整備され、家族連れで自然に触れ合いながら一日 中楽しむことができるそうです。 駐車場到着。 (画像をクリックすると、大きくなります) |