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<< 大堂−→霊寶殿−→奉安塔−→経蔵−→お休処・売店 >> ● 大堂(祖師堂) 昭和20年4月の空襲で焼失したが、昭和39年に再建。 総面積820坪、高さ28メートルの鉄筋コンクリート造り。 奉安されている日蓮聖人のご尊像は、日持(にちじ)聖人・日淨(にちじょう)聖人の発願により、池上 宗仲公が大施主となり、正応元年(1288)造立。 高さ86センチの木彫寄木造りで、胎内にはご聖骨を奉蔵。 昭和3年国宝に指定され、現在は国の重要文化財。 * 紅葉坂大玄関(大堂裏玄関) ● 霊寶殿ご案内 霊寶殿は、池上本門寺の霊宝・寺宝を収蔵し、展示公開する建物です。 (展示品は毎月入れ替えています) 正面入口の「霊寶殿」という文字は、日蓮聖人の御真跡から選んで拡大したものです。 開館日 毎週日曜日(原則として) 開館時間 午前10時〜午後4時 拝観料 大人 300円(高校生以上) 小人 200円(中学生) 車イスをお使いで付添い同伴の方は、事務室より入館できますので受付に申し出てください。 ● 奉安塔の由来 當山は、昭和20年(1945)4月15日の空襲により、大堂をはじめ、ほとんどの建物を焼失するという、 未曾有の災厄を被りました。 しかしながら、戦後ただちに復興事業に着手し、まず最初に、日蓮大聖人御尊像と御真骨を格護す るための奉安塔が、一字一石写経による浄財勧募によって、昭和29年(1954)4月に建設されました 奉安塔は、防火・防災のため、鉄筋コンクリート造り銅板葺きで、当初は、仮祖先師堂の背後(現在 の大堂内陣あたり)に位置しましたが、昭和37年(1962)に着工した大堂再建工事を機に、現在の霊 寶殿所在地に移されました。 昭和39年(1964)に大堂が完成した後、しばらくの間は御霊寶収蔵庫・納経塔などの役割を果たして きましたが、日蓮大聖人立教開宗750年記念慶讃事業「霊寶殿」建立のため、平成11年(1999)6月 に解体されました。 よって、ここに当山の戦後復興に大きな役割を果たした奉安塔の由来とその姿を刻み、相輪を留め て、ご協賛いただいた檀信徒の徳行を讃えるものであります。 平成15年(2003年)4月4日 第八十二世 酒井日慈 ● 経蔵 (大田区文化財) 構造・形式は、方三間裳階(もこし)付き、宝形造(ほうぎょうづくり)、銅板瓦棒葺、輪蔵形式。 経蔵内部に、心柱を軸に回転する八角形の書架(輪蔵)があり、かつては一切経(区指定文化財) が収められていた。 経蔵内部の柱等には、工事に関係した職人をはじめ、講名や氏名、住所等が刻まれ、経蔵建立時 の寄進者が広範囲に及んだことがうかがえる。 「新編武蔵風土記稿」によれば、天明4年(1784)に再建されたものと伝えられる。 昭和46年(1971)境内整備により現在地に移築されたが、江戸期の輪蔵形式の経蔵は都内でも残 存例が少なく貴重である。 昭和49年2月2日指定 大田区教育委員会 ● お休処・売店 (画像をクリックすると、大きくなります) ● (入口へ) ● |