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<< (現在の)上段の間−→廊下(四畳)−→居間(八畳)−→仏間(四・五畳)−→茶の間(六畳) >> ● (現在の)上段の間 かつての日野宿本陣には、庭に突き出た形で上段の間があり、大名等が滞在する部屋となっていた。 しかし明治期に切り離して移築され、現在はこの部屋が最も格上の部屋となっている。 床の間の組み木や、柱の鯉の彫刻などの細工が見られる。 四季を表した欄間(欄間)の透かし彫り *床の間 柳田正斎筆/七言律詩 鯉の滝登りする姿を彫刻した柱 *上段の間 本陣、脇本陣には大名や公家などが休息する「上段の間」と呼ばれる部屋があった。 上段の間は普通は他の部屋より一段高く造られており、書院が設けられた格式高い部屋であった 日野宿本陣では上段の間と次の間が一段高く造られているが、その二間は明治26年(1893年)の 日野の大火の後、家屋を類焼した佐藤彦五郎の四男彦吉の養子先有山家に移築されて今ここに ないが、当初はこの縁先に写真に見られる二間が続いていた。 なお、有山家の建物は公開されていない。 *廊下より庭 ● 廊下(四畳) ● 居間(八畳) 佐藤彦五郎らが日常生活に使用していた。 ウサギの釘隠しは子孫繁栄を意味していると伝えられる。 ● 仏間(四・五畳) 日常生活の場、仏壇が置かれていた。 ● 茶の間(六畳) 日常生活の場。 佐藤家の日常生活の場として使われた。 (画像をクリックすると大きくなります) ● (入口へ) ● |