(1)御主殿跡方面 1

           



    



                   御主殿へは徒歩約15分、山頂の要害地区へは徒歩約40分


                          (画像をクリックすると、大きくなります)

  

     << 八王子城跡入口−→城山川ぞいを進む−→橋を渡る−→大手の門跡−→古道(大手道) >>


  ● ”八王子城跡”入り口を入ると、右手に管理事務所・トイレがあり、案内図や説明文もあります。

                  



      



  ● 標識(←御主殿跡・曳橋方面)を見ながら進みます。

                      



           



  ● 左側の城山川を見ながら進むと橋が見えてきます。

                  



  ● 標識(←御主殿跡・曳橋方面)に従い橋を渡ります。

                  



                  



  ● 橋を渡ると、手入れの良いスギが植えられた明るい場所に。

                          



     左側の階段上ると看板「大手の門跡」がたっています。

                  



  ● 大手の門跡
        昭和63年(1988)の確認調査でその存在が明らかになりました。
        以前から八王子城の古図などで、このあたりに門等の施設があることは予想されていました。
        発掘された礎石や敷石などから、いわゆる「薬医門/やくいもん」と呼ばれる形状の門と考えられてい
        ます。
    コラム 大手と搦手
        一般的に、城の裏門にあたるところを「搦手/からめて」と呼びます。
        なぜ裏門を搦手と呼ぶのかというと、正門に攻めてきた敵を背後から”搦めとる”軍勢が出撃するた
        めという説があります。
        そのためか、正門は追手がなまって「大手」になったともいわれています。
        八王子城の搦手は、城の北側の恩方方面にあったといわれ、滝の沢口ともいわれていますが、滝は
        落ちるという意味に通じるので、当時は霧降ヶ谷(きりふりがやつ)と名前を変えたともいわえています

           



            



  ● 曳橋方面へ向かい、木の橋を渡ります。

                  



                  


        



                   



  ● 古道(大手道)
       発掘調査では、当時の道は明確検出できませんでしたが、門跡の存在や橋台石垣の検出、さらに平
       坦部が尾根の中腹に連続していることから、ここが御主殿にいたる大手道であったことが明らかにな
       りました。 現在の道は、この地形を利用して整備したものです。
       当時は、ここから城山川の対岸にアシダ曲輪や御主殿の石垣、さらに城山の稜線にそって連なる多
       くの曲輪や建物が見わたせたと思われます。

        



              



    古道
       戦国時代に御主殿へ入る道として使われていたと考えられています。
       御主殿側の道は江戸時代に新たに作られた林道で、城山川をはさみ、御主殿とは対岸にあるのがこ
       の古道です  当時は、さらに下流の方へと続いていたと考えられています。
       途中の木橋を架けてある場所は、敵方の攻撃を阻止するために掘削された掘切です。
    コラム 曳橋
       古道から御主殿へ渡るために城山川に架けられた橋です。
       橋の土台である橋台部が残っていただけないので、どのような構造の橋が架けられていたかはわか
       っていません。  現在の橋は、当時の道筋を再現するために、現在の技術で、戦国時代の雰囲気を
       考えて架けられました。

                          



  ● 曳橋が見えてきます。

                          



                   




                            (全景は、パノラマでご覧ください)


                          (画像をクリックすると、大きくなります)


                                ● (入口へ) ●


   

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