(5)弁天堂→洪鐘→帰源院

                        


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   ● 弁天堂へ向かい階段を上っていきます。

                  


   ● 弁天堂
        執権北条貞時(時宗の子)が7日7夜江ノ島弁才天に参籠し、天下泰平、万民和楽を祈り霊夢を感じ
        て大鐘を鋳造(正安3年、1301年)し、当山に奉納した。
        あわせて弁天堂を建立し、弁才天を祀り当山の鎮守とした。
        以来霊験あらたかにして祈願すれば必ず感応を蒙むといわれてきた。
        又、この境地は眺望絶佳にして遠く富士山をも望むことができ、多くの人々より称賛されてきた。
        因に当弁才天の祭礼は11月28日である。
        又、60年毎の巳の年に大祭を行い、江の島弁才天と当山との間で盛大にとり行われる。
                    平成14年2月  大本山 円覚寺

                  


                                    


   ● 洪鐘(おおがね)
        1301年(正安3年)に鋳造された国宝の洪鐘です。
        北条時宗公の子、貞時公が国家安泰を祈願して鐘の鋳造を鋳物師に命じましたが、鋳造がうまく
        ゆかず、江ノ島の弁天さまに7日間参詣したところ、ある夜の夢の中で円覚寺の白鷺池の底を掘っ
        てみよというお告げがあり、その通りにしてみると池の底より龍頭形の金銅の塊を発見、それを鋳
        造してこの洪鐘を造ったといわれています。
        この霊験に感激された貞時公は江ノ島の弁天さまを洪鐘の神体として「洪鐘大弁才功徳尊天」と
        名付けて弁天堂を建立しました。


                      


                                    


    * (弁天茶屋)

                          


    * (少し東慶寺の境内が見えます)

              


   ● 帰源院
        永和4年(1378)創建され、円覚寺38世傑翁・仏恵禅師の塔所。
        境内には作家・夏目漱石は明冶27年の年末から翌年の初めに掛けて参禅。
        この時の体験を「門」に書いています。(一般参観不可)
 
                  


                             



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                               ● (入口へ) ●


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