(1)センター・西ゾーン・屋外展示物

      


               (C1)ビジターセンター(旧光華殿)・・(2)皇太子殿下御仮寓所跡

                   (1)号砲・・・ボンネットバス・・(W1)常盤台写真場


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  ● (C1)ビジターセンター(旧光華殿/きゅうこうかでん)
           建築年代 1940年(昭和15)   所在地  千代田区千代田
        1940年(昭和15)に皇居前広場で行われた紀元2600年記念式典のために仮設された式殿です。
        1941年(昭和16)に小金井大緑地(現在の小金井公園)に移築され、光華殿と命名されました。
        江戸東京たてもの園の開園にあたり、ビジターセンターとして改修しました。

                          


            


                  



  ● (2)皇太子殿下御仮寓所跡
        この場所の西側にあった文部省の建物が1946年(昭和21)から3年間、学習院中等科の校舎にな
        った。
        そのため、ここに東宮御仮寓所が造られ中等科在学中だった皇太子殿下(現天皇)が住まわれた
        その建物は1949年(昭和24)月に焼失した。    1962年(昭和37)1月設置   東京都

                  



  ● (1)号砲  名称 午砲
        使用年代 1871年(明治4)から1929年(昭和4)4月  旧所在地 千代田区(皇居内旧本丸跡)
        江戸時代の「時の鐘」に替わり、空砲により正午を通報しました。

                  



  ● ボンネットバス(名称:いすゞTSD43)
       年式:  「ボディ」1968年製(北村製作所) *ボディ架装
             「シャーシー」1979年製(いすゞ自走車) *シャーシー・エンジン製造
       エンジン:DA630水冷6気筒4サイクル 予室燃焼式デイーゼル
       最高出力:130馬力   車両重量:約5660kg   総重量:8190kg
       所蔵:個人     前所有者:航空自衛隊境港気象観測班→福山自動車時計博物館
    展示しているバスについて
       展示しているボンネットバスは、戦後いすゞ自動車が開発した4輪駆動車「TS11型」を改良したもの
       です。
       TS11型のバスは1952年(昭和27)から製造され、富士山麓鉄道株式会社(現在の富士急行)で使用
       されました。
       4輪駆動の特性を活かし、山間部や降雪地帯など全国各地で活躍しました。
       1957年には同型車が天皇皇后両陛下の富士登山の際に、お召しバスとしても利用されました。
       この車輌は都営バスのような仕様になっていますが、映画撮影用に塗り替えられたものです。
       グレーとグリーンのボディカラーは1951年から1959年まで都営バスに使われていました。
       ボンネットバスとは、エンジンを車輌の前部に置き、ちょうど女性や用事が被る帽子(ボンネット)のよ
       うに機関部を覆っている形をしているところから、そう呼ばれるようになったという説があります。
       現在のようなエンジンを車輌の後部に置いた箱形のバスは、戦後になってから開発されました。
    都(市)営バスについて
       1923年(大正12)に発生した関東大震災で、路面軌道は大打撃を受けました。
       東京市営バスの運行は、市民の足を確保するため、臨時の措置として始まったものでした。
       1924年1月18日から、巣鴨−東京駅間、中渋谷−東京駅間の2系統の運行が開始され、人々の好
       評を博し、その後、順次系統を増やしていきました。
       戦時体制下にあっては、物資不足によりガソリンの供給も止められるなかで、物資の輸送や都民の
       足として、木炭バスが活躍しました。
       戦後は荒廃の中で、アメリカからの余剰トラックの払い下げも受け、徐々に輸送能力を盛り返し路線
       網も拡充され、リアエンジンの大型国産バス、ディーゼルカーの登場し、事業を復興されていきました

                      


                          



  ● (W1)常盤台写真場(ときわだいしゃしんじょう)
            建築年代:1937年(昭和12)  旧所在地:板橋区常盤台一丁目  寄贈者:田中藤二郎
         この写真場は、戦前からの代表的な郊外住宅地、常盤台に建てられた。
         常盤台は、1935年(昭和10)東武東上線の開業により武蔵常磐駅(現在のときわ台駅)が設置さ
         れ、これを契機に分譲住宅地として開発された。
         内務省都市計画課の「健康住宅地」プランにより、編み目状の道路網、公園、電気、ガス、水道
         下水道などの設備を備えていた。
         常盤台写真場は分譲当初の1937年(昭和12)に建てられた。
         2階写真場北側の天井から壁面は全面ガラスである。
         これはスラントといい、照明設備の無かった頃の写真館の特徴をよく表している。
         建物内部は、建てられた当初の様子を再現している。

                     


                  


    * (玄関)

                  


    * (応接室)・・・(居間)・・・(老人室)

                         


    * (食堂)

                         


    * (台所)・・・(浴室)

                  


    * (二階への階段)・・・(エレベ−ター)

                                     


    * (写場)

                         



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                                ● (入口へ) ●

 

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